本日は森下に来ました。すべてのものに始まりがあるように、カレーパンにも始まりがある。今日はカレーパンの元祖として知られるパン屋「カトレア」に来てみたのです。カレーパンの始祖って、今のカレーパンとは違うのけ?
カレーパンの起源をたどる
あんぱんの元祖はトライしました(⇒参考記事)が、カレーパンにも元祖があるとは知らなんだ。元祖のカレーパンとはどのようなものか、ぜひとも味わってみよう!
ローライ片手に森下へ
この日のお供はローライフレックスとケントメア400。真夏のうだるような暑さの中、汗だぁだぁでいただくカレーパンはさぞかし美味しかろう。
元祖カレーパンのカトレア
めざすお店「カトレア」は、都営新宿線の森下駅のすぐ近くにあります。
こじんまりした小さな街のパン屋さん
森下駅に直接電車で乗り付ければいいものを、3駅くらい手前で降りて炎天下を歩いたった。おかげで良いカロリー消費になったかも!?
たどり着いたお店「カトレア」は、ぱっと見、どこにでもあるごく普通の街のパン屋さん。「元祖カレーパン」の看板はありますが、「元祖」と名がつくお店にありがちな威圧感は一切ありません。
元祖カレーパンは昭和2年誕生
カトレアのHPによると、元祖カレーパンは昭和2年(1927年)生まれだそう。洋食ブームにのって、当時のカトレア店主(2代目)が考案したのだそうな。
明治10年から続く老舗パン屋「カトレア」。当店の看板メニューの元祖カレーパンは、昭和2年の洋食ブームの中で人気があったカレーライスとカツレツからヒントを得て生み出されました。当時から誰にでも親しみやすい味で、現代まで多くのお客様に愛され続けています。
カトレアHP
ちなみに、日本カレーパン協会(そんなのあるのかよ)によると、カレーパンの起源はカトレアのほかに、練馬区のデンマークブロート(現デンマークベーカリー 練馬店)や新宿中村屋の説もあるそうな(⇒出典)。
カメラ片手に起源をたどってみないか?
どこのお店が発祥にしても、カレーパンの起源は100年近く前のこと。歴史が積み重なった深い味わいがあるのでありますなぁ。
そろそろカメラ片手に美味しいものを
カトレアの元祖カレーパンは2種類ありまして、普通のと辛いの。両方食べた感想を申し上げると、ほほぅ、これは良く見知ったごく普通のカレーパン。「元祖」と言われないと、「いつも」のカレーパンで終わってしまいそうなほど、美味しくもオーソドックスな味わいでありました。
でも、ここから、自分を含め誰もが知っているカレーパンが広がったかと思うと、非常に感慨深い。「元祖」というスパイス? トッピング??ほど、付加価値を高めてくれるものはありますまい。
そう言えば、最近カメラ片手に食べ歩きをしていないな。まだ公開していないお店が10軒くらい残っているので、これがなくなる頃にまた再開できるといいですのぅ。そのときは多分10月くらいか? 食欲の秋、美味しい秋。どんな美味しいモノに出会えるか、楽しみでありますな。
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