酒に飲まれてローライフレックス2.8Fを無事連れ帰ってしまった2020年・世界の中古カメラ市。ローライはそれだけで画になるからズルい。
ようこそ、ローライフレックス2.8F
今の時代に、何で今さらフィルム、しかも中判カメラなど。。。そんなことなど、微塵も考えたりはしなかった。
M10モノクロームが後押しした、今再びのフィルムカメラ
ローライは憧れ。いつか使ってみたいとずっと昔に思って、そのままにしてきてしまったのを、今ようやく回収。
きっかけは、ライカM10モノクロームだったかも。デジタルで白黒だけの世界を垣間見て、「もう1回フィルム使ってみたいな」と思ったり・・・。
最後は酒のひと押しに強烈に押し出されて、現在に至る。
ローライフレックス2.8Fのフィルム装填
十数年ぶりのフィルムカメラながら、不思議なことに使い方は覚えていました。まずは、ブローニーフィルムを買えばいいんでしょう?
ローライフレックスのキモ・オートマット
ローライフレックスの肝となるのが、フィルムの開始点合わせを不要にしたオートマット機構。↑の棒の下にフィルムを潜らせることで、厚みを検知し自動で「1」に合わせてくれるという優れもの。
フィルムの装填方法は不思議としっかり覚えていて、難なくこなすことができた。
1,000円超を一瞬で台無しにできるのも醍醐味
失敗などしない! と言いたいところだったけど、しっかりちゃんと失敗・・・。オートマットの棒の下に通すのを忘れてしまいました・・・。
1本1,000円のフィルムが一瞬でお亡くなりに。
もったいない。今から思うと、巻き上げたフィルムをもう一度装填して巻き上げれば再利用できたのでは?? う~ん、経験不足。もったいないことしました。
フィルム代と現像代は見過ごせない
後先見ずに勢いだけで手に入れたローライフレックスだけど、ふと我に返ってみると、フィルムと現像の問題が目の前にそびえ立っていた。
フィルムの値段に驚くような驚かないような
アマゾンやヨドバシドットコムなどを調べてみたところ、どこもブローニーフィルムは白黒、カラー問わず1本1000円超が当たり前。まぁ、いつの間に・・・。
一番安いのが富士フィルムのフジカラー PRO 160 NS(5本パック)で、ヨドバシ特価3,780円(税込)(※2020年10月21日時点)。1本あたり752円でありますか。
不思議なことに白黒フィルムのほうが高くて、みんな大好きトライX(5本パック)は7,310円(税込み)(※2020年10月21日時点)で、1本あたり1462円! 1カットに換算すると122円!! 恐れ多すぎてシャッター切れなくなりそうです。。。
使ったことないけど、B&HやAdoramaなどのガイツー調べてみよう。フィルム高くなったな。しょうがないか。
現像はハウマッチ??
フィルムでこれだと現像が思いやられる。ヨドバシでフィルム現像の価格を調べてみたところ、う~む、ネットだと見当たらない。止めちゃったのかしら。。。
ライバル(?)のビックカメラには現像代が載っていて、フジフィルムは792円(税込み)、コダックは660円(税込み)だそう。どちらもカラーフィルムの現像で、現像代は思いのほか変わってない印象です。
白黒フィルムの現像代が書いてないのが、やや怖い。いくらくらいするんだろう。。。
家の中を漁ってみたら、135用のリール4本とタンクを発見。120用のリールもあったはずはんだけど、はてどこへ行ってしまったか。蓋もないし。。。
今さら自家現像するかなぁ。う~ん、、、多分しないな(´_ゝ`) 安いところ探そっと。