C Biogon T* 4.5/21 ZMはデジタルで使うと、周辺減光が凄くて色被りもエラいことになると聞きました。その一方で、フィルム、特にモノクロの描写がヤバいとも。ふむ、それは確かめてみなければなりますまい! Leica M3 + Ilford HP5 Plusで撮る、C Biogon T* 4.5/21 ZMのフィルム写真を!
Leica M3にC Biogon T* 4.5/21 ZMを付けてみた
思い立ったが吉日。早速によく晴れた秋晴れの日に仕事を置き去りにしてM3+C Biogon T* 4.5/21 ZMで撮影に出かけてみました。
レンズフードが厳めしいC Biogon T* 4.5/21 ZM
こちら、Leica M3に装着したC Biogon T* 4.5/21 ZMであります。M3のファインダーがエラい汚れてますな(・_・;) おかしい、大切に扱っているはずなのだが。。。
まぁいいわ。今回の写真はすべてM3 + C Biogon T* 4.5/21 ZMであります。
まるでLeica Monochromのようなシャープさ
早速に1本撮り終えて現像し、スキャンしてみたところ驚いた(◎_◎;)! Leica M10 Monochromで撮ったのかな!?
あふれるシャープネスとコントラスト
スキャンした画像にたまげましたよ、これはフィルムですかね!? スキャナーの設定を間違えたかと思うくらいのシャープネスとコントラスト!
パッと見た感じ、M10 Monochromの撮って出しで激しかった周辺減光は、フィルムだとそれほどでもないように見受けます。
21mmの(超)広角とは思えない自然さ
そして、やはり健在だったのが、C Biogon T* 4.5/21ならではの、21mm超広角とは思えない自然で歪みのない空間描写。隅々まで歪まないってホントに気持ちいい。
買ってよかったを改めて実感するフィルムでの描写
しかもちょっと驚いたことに、C Biogon T* 4.5/21で光源を撮ると、若干にじむのね。M10Mのときは感じなかった(もしくはそのような写真を撮っていなかった)かもしれません。
室内空間で撮っても、28mmくらいで撮影したかのような違和感のなさで、もうホント素晴らしい。
もっと早く買えばよかった(新品でほしかった)、なんで15年も待ったかなぁ(;´Д`) 売上が良くなったのかデジカメで使えないからか、ディスコンになってしまったのが心底悔やまれます。
フィルムか、モノクロモードで撮ればいいじゃない(*`э´)ξブー モノクロモードなら色被りもありますまい!? C Biogonは期待を上回るスーパーレンズでありますぞ!?
あまりに21mmビオゴンが素晴らしいので、こりゃ、残りの35mmのC Biogonも買っちゃいそうだな(-_-;)
コメント