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武家屋敷だけじゃない! 蘭学と蘭画にとって重要な場所・角館で近代日本の幕開けを観に行こう

念願の角館を歩く
念願の角館を歩く

本日は角館に来ました。角館は一度来てみたいと長らく思っていた街。念願かなって、ようやく冬の、雪化粧が美しい角館を訪れることができました。ライカ片手に角館の武家屋敷を歩きます。

※機材:Leica M5 + SUMMILUX-M f1.4/50mm ASPH. + Marix 400

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みちのく小京都・角館を歩く

角館はみちのくの小京都と呼ばれているのでありますな。ガイドブックなどなどの写真でお馴染みの武家屋敷はどんな景色なのか、ようやくこの目で見ることができました。

なんと、雪の中にも外猫が

小雪舞う角館の朝|Leica M5 + SUMMILUX-M f1.4/50mm ASPH. + Marix 400

角館はご覧のとおりの雪景色。今年の雪がどれくらいの量かは分かりませんが、地面はしっかり真っ白です。

そんな角館でありますが、ななんと雪の中を元気に? 凍えそう!?に歩く外猫を発見(◎_◎;)! さすがに完璧な野良という訳ではなさそうで、この後お家に入れてもらっていたのでひと安心。

角館には、何軒か「猫」の文字を冠したお店がありまして、ひょっとしてまさかして、猫が多い街なのかも??

念願の武家屋敷

外猫が暖かいお家に入り込むのを見届けたら、いよいよこの日の目的地・武家屋敷へGO!

観光客はまばらで最高なんでした

みちのくの小京都というけれど、観光客はまばらもまばら。中国系?の小グループが何組かいましたが、日本人観光客は少なく、歩きやすい。雪に慣れていない僕らのような人には、駅前の観光協会で長靴などなどを借りることもできますので、ぜひぜひご利用あれ。

角館は日本の学問と美術にとって重要な場所

なんで角館に来たかったというと、武家屋敷を見ることはもちろんですが、角館が日本の学問と美術にとって重要な場所だったから。蘭学が花開いた時代に大きな貢献をしたのが、ここ角館なんです。

解体新書と秋田蘭画

角館には、日本の蘭学が花開いた江戸時代の中期、あの「解体新書」の発行に関わった絵師がいました。その人は小田野直武というお武家さん。「解体新書」の挿絵を描いた人物で、その力量はすさまじく、「秋田蘭画」という独自の画風も生み出したほど。

秋田蘭画は近代日本美術の始まりに重要な役割を果たすほどの影響力だったそうな。「解体新書」も日本初の西洋解剖学書でありまして、医学書としてはもちろん、翻訳の世界でも金字塔の1つ。

近代日本の学問と美術の礎に、この角館が関わっているのをこの目で見ることができたのは幸せなことでありました。今度はぜひ桜の季節とか夏にも来てみたいものです。あ、でも、そのときは観光客でいっぱいになってしまうかな。やっぱ東北は訪れるなら冬に限る(´_ゝ`)

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